試験の合格率は何を意味する? 

【宅建は合格率が低すぎず高すぎず!? 】

宅建の試験を受けるなら、なるたけ緻密な戦略を立てて臨むことが大事ですね。戦略を立てるにはいろいろな知識がないといけませんが、合格率や難易度についても知っておかないといけないでしょうね。

宅建の合格率はほとんど変わらないことで有名です。昨年度(平成27年度)の合格率は15.4%でした。その前の年はどうだったでしょうか? 平成26年度は17.5%でしたね。

実はこの10年間を振り返ると、いちばん低かったときで15.2%でした。その逆でいちばん高かったときは17.9%です。あきれてしまうくらい、合格率および難易度に変化がないですね。

確率であらわすなら、宅建の合格率はほとんど「6名に1名くらいの割合」で合格者が誕生しています。来年も再来年も変わらないでしょうし、おそらく10年たっても変わらないのではないでしょうか。

15~18%という合格率、これを難しいとみるかそうでもないとみなすか、そこは人それぞれです。確かに楽勝だとはとてもいえないでしょう。それでも、宅建の難易度はおそらく「きついほう」ではないでしょう。

これは共通点がある資格と比べたときにおそらくはっきりとします。不動産の世界では、宅建と同様に取得するとキャリアが開ける資格に「不動産鑑定士」がありますが、こちらは宅建とは比べ物にならない難易度です。不動産と縁が深い建築関係の資格を加えても、その点は変わりません。これらの業界で、比較的難易度が低めで、なおかつ1年で受かる可能性がある資格を探したら、宅建くらいしか見当たらないと思ってもいいでしょう。

宅建は簡単ではありませんが、難易度が安定していて、将来へつながるわりには受かる望みを見つけやすい資格です。「他の資格より有利」と思ってがんばったほうがいいでしょう。